「見た目が似ている無地の靴下なら、安い靴下屋で十分なのではないか」という疑問を持つ方も多いはずです。しかし、靴下屋とタビオの品質耐久性の違いを細部まで観察すると、価格差を裏付ける決定的な製造工程の差が存在します。
最大の違いは、編み立ての密度を左右する「ゲージ数」と使用される「糸の細さ(番手)」にあります。靴下屋の定番ソックスは、程よい肉厚感とクッション性を持つ中ゲージ(144本〜176本針程度)が主力です。カジュアル靴に合わせやすく、吸水性と丈夫さのバランスが優れています。
一方、Tabioのドレスソックスや上質ラインでは、200本針から240本針以上の超ハイゲージ編み機が惜しみなく投入されます。極細のスーピマコットンやシルケット加工を施した上質綿糸、最高級シルクを高密度で編み立てるため、表面の毛羽立ちが極めて少なく、まるでシルクのような上品な光沢を放ちます。目が詰まっているため薄手でありながら摩耗に強く、爪先や踵の耐久性が長期間持続する設計です。
さらにタビオ高級靴下おすすめ理由として靴愛好家が絶賛するのが、爪先部分の縫製技術である「ハンドリンキング(手ハギ縫製)」の採用です。一般的な靴下はミシンで一気に縫い合わせるため、爪先の裏側にゴロつき(縫い代の段差)が生じます。Tabioの高級ラインでは、職人が編み目を一針一針手作業で合わせるハンドリンキング、または特殊なロッソ縫製を採用し、縫い目の凹凸を極限まで排除しています。タイトなドレスシューズを履いて長時間歩行しても、指先が圧迫されて痛くならない履き心地は、まさにこの技術の賜物です。