視聴者が最も抱く疑問である「テラスハウスの生活費はタダだったのか」「出演料は支払われていたのか」という点について、結論から言えば「固定の月額出演料が支払われ、家賃・水道光熱費は全額番組負担、ただし食費や雑費は自己負担」というのが実態です。
放送開始当初の湘南編(2012年〜2014年)では、出演者はまだ世に出ていない若手俳優やモデル、アスリート、学生などが中心でした。当時の週刊誌報道や関係者の証言によると、初期の月々のギャラ相場はおよそ10万円から20万円程度に設定されており、純粋なタレント出演料というよりは「生活補助・拘束手当」に近い性質を持っていました。
生活環境に関しては、番組の象徴であるプール付きやオーシャンビューの超高級邸宅に無料で居住でき、水道・光熱費やWi-Fi環境、さらにはスポンサーから提供される移動用車両(トヨタ車やSUBARU車など)が無償で用意されていました。東京都内や湘南エリアで同等の暮らしを個人で維持しようとすれば、家賃だけでも月額数十万円から百万円規模に相当するため、住居コストが完全に浮くという点はメンバーにとって極めて大きな実質的メリットでした。
一方で、ハウス内での自炊にかかる食材費や外食費、個人的な日用品代、スマートフォンの通信費などはメンバー同士で割り勘にするか各自で支払うルールとなっていました。そのため、番組からの支給額だけで贅沢な生活を送ることは難しく、多くのメンバーが本業やアルバイトを並行して続けていた背景があります。