全長約120kmを一度に歩くスルーハイクは、累積標高差や峠越えが続くため中・上級者向けの難易度となります。しかし、塩の道トレイルはJR大糸線がほぼ全線にわたって並行しているため、体力や日程に合わせて区間を選べるのが大きなメリットです。
① 【初心者向け】白馬・小谷の歴史と絶景満喫コース(日帰り/歩行約3〜4時間)
南小谷駅または白馬大池駅からスタートし、栂池高原や落倉自然園を経て白馬駅へと抜けるルートです。勾配が比較的緩やかで歩道が整備されており、白馬三山を望む大パノラマと古道風情を気軽に体験できます。初心者のトレイルデビューに最適です。
② 【中級者向け】糸魚川〜白馬 横断セクションハイク(1泊2日/歩行約25km)
日本海側の糸魚川駅から根知谷を抜け、難所として知られる白池・大網峠を越えて長野県小谷村へ入るダイナミックなルートです。峠道特有の登り応えがあり、かつての歩荷(ぼっか)や牛方が越えた険しい山道を肌で体感できます。
③ 【上級者向け】全線完全踏破モデルコース(4泊5日〜5泊6日)
糸魚川から松本までを5日前後で一気に歩き通す本格プランです。 1日あたり20〜25km前後を安定して歩く体力と、天候変化に対応できるセルフマネジメント能力が求められます。各ステージのゴール地点に宿を確保し、軽量装備で挑むのが成功のコツです。