国民的料理研究家の長女として生まれた桑原麻利氏は、現在、母の志を象徴する企業「カツ代カンパニー」の代表として組織運営と文化事業の舵取りを担っている。母が生涯をかけて築き上げた膨大な料理の知識や著作権、調理道具の開発事業を適切に管理・運用することが彼女の主たる職業だ。
料理研究家として自ら頻繁にメディアへ露出するスタイルをとらず、裏方として「小林カツ代」という不滅のブランドを後世へ正しく手渡すことに邁進するその姿は、メディア・出版業界の関係者からも高い信頼を獲得している。2026年を迎えた今もなお、彼女の緻密な仕事によって、数々の名作レシピが時代に合わせてアップデートされ続けているのだ。