カフェインレスコーヒーに思わぬ罠?体に悪い噂と発がん性の真相

カフェインレスコーヒーに思わぬ罠?体に悪い噂と発がん性の真相

カフェインレスコーヒーに思わぬ罠?体に悪い噂と発がん性の真相とはどのようなものなのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

大手通販サイトのレビュー欄や医療Q&Aサイト、SNSの投稿を丹念に追跡すると、「カフェインが入っていないはずなのに、飲むと胃がシクシク痛む」「夜にデカフェを飲んだら強烈な胸焼けで眠れなくなった」という悲鳴が数多く寄せられています。

カフェインは胃酸の分泌を促進する代表的な物質として知られています。そのため、「カフェインさえ抜けば胃に優しいはずだ」と信じて疑わない消費者が大半を占めます。しかし、消化器内科の現場からは異なる警告が発せられています。

実は、コーヒーに含まれる胃酸分泌促進物質はカフェインだけではありません。ポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」や、焙煎過程で生じる有機酸(ギ酸、酢酸など)も強力に胃粘膜を刺激し、胃酸の過剰分泌を引き起こします。カフェインレスコーヒーであっても、これらの酸性成分はそのまま残存しているケースがほとんどです。

特に浅煎りのデカフェはクロロゲン酸の残存量が多く、朝の空腹時にブラックで流し込むと、胃壁を直接攻撃して激しい胃痛や急性胃炎に似た症状を誘発します。利用者が「体に良いから」と油断して空腹時に摂取することで、かえって通常のコーヒー以上の胃腸トラブルを招くという逆転現象が現場で多発しています。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。