今季のコートで強烈な存在感を放つ有力選手たちに対し、Bリーグの下部組織や大学界の有力スカウトから熱い視線が注がれている。フィジカルデータの上昇値だけでなく、プレッシャー下での判断速度やトラッキングデータに現れる運動量が細かく分析されている。
特に注目されるのは、アウトサイドからの高確率なシュート力と自ら切り込んでインサイドを引きつけるドライブ力を兼ね備えた大型ガードだ。データ解析の導入が進んだことで、走行距離やスプリント回数、シュート効率(TS%)といった客観的数値でも突出した成績を残している。
スカウト陣が高く評価するのは、数字に表れにくい「ゲームの流れを読む嗅覚」だ。劣勢の場面でチームを立て直すボイスリーダーとしての資質や、接戦時のメンタルタフネスこそが、将来のトップカテゴリーへの切符を左右する。