「英語の目的語とは一体何?」と疑問を抱く学習者の多くが、ほぼ例外なく直面するのが「補語(Complement=C)との見分けがつかない」という壁です。どちらも動詞の後ろに置かれる名詞であることが多いため、形の上で混同されがちですが、見極め方は極めてシンプルです。
見分けるための絶対法則は、「主語(S)とイコールの関係が成立するかどうか」にあります。主語と動詞の後ろにある語がイコールであれば「補語(C)」、イコールにならなければ「目的語(O)」です。
以下の代表的な例文を比較してみましょう。
- 例文A(SVC・補語): He became a doctor.(彼は医者になった) ⇒ He = a doctor(主語とイコールなので a doctor は補語)
- 例文B(SVO・目的語): He met a doctor.(彼は医者に会った) ⇒ He ≠ a doctor(彼は医者そのものではないため a doctor は目的語)
この「=(イコール)か、≠(ノットイコール)か」という判定ロジックを使えば、文型判断のミスは激減します。以下の比較表で主要パターンの構造と判定基準を整理しました。