英語の目的語とは?補語との決定的な違いと語順をプロが徹底解説

英語の目的語とは?補語との決定的な違いと語順をプロが徹底解説

英語の目的語とは?補語との決定的な違いと語順をプロが徹底解説とは一体何なのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

「英語の目的語とは一体何?」と疑問を抱く学習者の多くが、ほぼ例外なく直面するのが「補語(Complement=C)との見分けがつかない」という壁です。どちらも動詞の後ろに置かれる名詞であることが多いため、形の上で混同されがちですが、見極め方は極めてシンプルです。

見分けるための絶対法則は、「主語(S)とイコールの関係が成立するかどうか」にあります。主語と動詞の後ろにある語がイコールであれば「補語(C)」、イコールにならなければ「目的語(O)」です。

以下の代表的な例文を比較してみましょう。

  • 例文A(SVC・補語): He became a doctor.(彼は医者になった) ⇒ He = a doctor(主語とイコールなので a doctor は補語)
  • 例文B(SVO・目的語): He met a doctor.(彼は医者に会った) ⇒ He ≠ a doctor(彼は医者そのものではないため a doctor は目的語)

この「=(イコール)か、≠(ノットイコール)か」という判定ロジックを使えば、文型判断のミスは激減します。以下の比較表で主要パターンの構造と判定基準を整理しました。

文型分類基本構造と意味関係代表例文編集部の見解・判別の急所第2文型(SVC)S = C(主語の状態・属性)She looks happy. / He is a teacher.Cには形容詞も名詞も入る。「S=C」が崩れない点が鉄則。第3文型(SVO)S ≠ O(動作の対象)She bought a car.Oには名詞相当語句のみ。「彼女≠車」となり対象への作用を示す。第4文型(SVOO)S + V + 間接O + 直接O
(O1 ≠ O2)He gave me a present.「人(O1)≠ モノ(O2)」。第5文型との混同を防ぐ最大の分岐点。第5文型(SVOC)S + V + O + C
(O = C の主述関係)They call him Ken. / I found it easy.目的語(O)と補語(C)の間に「小さな主語+述語」の文が成立する。
中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。