西海岸の風は、太平洋を渡り東京・原宿や渋谷、下北沢の街並みにも確かな変化をもたらしている。だが、日本のストリートシーンはそれを単なるコピーとして受け取らない。
日本の卓越したデニム加工技術や、繊細なレイヤード感覚がカリフォルニアのリラックス感と融合。独自の「TOKYO SKATE CHIC」とも言えるスタイルを創り出している。
サイズ感はどこまでもルーズでありながら、清潔感を損なわない。古着のワークシャツの下からチラリと見せる上質なハイネックのインナー。この妙味こそが、東京の感性が引き出した新しいスケートファッションの魅力と言えるだろう。