ネット上の掲示板やSNSでは連日のように批判的なトーンが目立ちますが、実際に現地を訪れている来場者やファンの札幌ドーム イベント ネットの反応を多角的に検証すると、現場ならではのリアルな評価と深刻な不満点が浮かび上がります。
まず、観客体験として長年指摘されているのがアクセスとシャトルバスを巡る問題です。最寄り駅である地下鉄東豊線・福住駅からドーム敷地までは徒歩で約10〜15分を要し、特に冬場の雪道や傾斜のあるアプローチは高齢者や遠征客にとって過酷な移動となります。さらに、バス業界の深刻な運転手不足によって、かつて各主要拠点(札幌駅、真駒内駅、南郷18丁目駅、麻生駅など)から運行されていた臨時シャトルバスは大幅に縮小・休止されました。
「ライブが終わった後、吹雪のなか福住駅まで数万人が長蛇の列を作って牛歩移動するのは耐え難い苦行」「エスコンフィールドは新駅開業やシャトル便の整備が進む一方、ドームは行くこと自体が億劫になった」といった不満が知恵袋やX(旧Twitter)上に溢れています。
一方で、現在の利用状況に対して肯定的な評価を下すユーザー層も存在します。それが、アマチュアスポーツや地域コミュニティの参加者たちです。プロ野球の過密日程がなくなったことで、一般の少年野球や草野球、市民マラソン、さらには大学野球秋季リーグ戦の利用枠が大幅に拡充されました。実際に利用した市民からは「プロと同じフカフカの人工芝(※巻き取り式人工芝の更新後)でプレーできる機会が増えたのは市民冥利に尽きる」という声も上がっており、施設が完全にゴースト化しているわけではない現場の生々しい実態が伺えます。