酸ヶ湯温泉旅館の代名詞とも言える「ヒバ千人風呂」は、柱が一本もない総ヒバ造りの圧巻の大空間です。泉質の異なる「熱の湯」「四分六分の湯」「冷えの湯」「湯滝」が配置されたこの浴場は基本が混浴ですが、酸ヶ湯温泉 ヒバ千人風呂 混浴ルールは時代とともにアップデートされています。
浴場内の中央付近には目印となる境界線が設けられており、男性エリアと女性エリアが明確に区切られています。さらに女性側には入り口から湯船まで見えにくい木製の遮蔽板(つい立)が設置され、売店で販売されている専用の「湯浴み着(女性用)」を着用しての入浴が公式に認められています。女性の立ち寄りやすさを支える重要な運用が、酸ヶ湯温泉 女性専用時間です。毎日「午前8:00〜9:00」と「午後20:00〜21:00」の2回、千人風呂は女性専用へと完全に切り替わります。混浴に抵抗がある女性利用客の多くはこの時間帯に千人風呂を堪能しています。
注意すべきポイントとして、ヒバ千人風呂の浴槽内では石鹸やシャンプーの使用が禁止されています。硫化水素ガスを含む濃厚な蒸気と強酸性の湯を守るためであり、体を洗う際は男女別の小浴場を利用する形となります。この酸ヶ湯温泉 玉の湯 男女別浴場には洗い場・シャワー・カランが完備されており、千人風呂と玉の湯を用途に応じて使い分けるのが酸ヶ湯における正しい入浴手順です。