ヤマトシロアリ羽アリの大量発生!黒アリとの見分け方と緊急対策の要点や背景を丁寧にまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
目の前に現れた虫が「ただの不快害虫である黒アリ」なのか、「建物を食害するヤマトシロアリ」なのか、あるいは「より食害スピードが速いイエシロアリ」なのかを識別することは、初動対応において極めて重要です。日本しろあり対策協会などの技術資料および現場検証データをもとに、特徴を詳細に比較しました。
比較項目ヤマトシロアリ(羽アリ)イエシロアリ(羽アリ)一般的な黒アリ(羽アリ)群飛の時期・時間帯4月中旬〜5月下旬
雨上がりの昼前(10〜12時)6月〜7月
蒸し暑い夕方〜夜間種により異なるが主に6月〜11月
昼〜夜間体色と体長黒褐色〜暗褐色(約5〜7mm)黄褐色〜赤褐色(約7〜9mm)黒色・黒褐色(種類により4〜10mm超)胴体のくびれ寸胴(くびれがない)寸胴(くびれがない)明確なくびれがある羽の形状・特徴前後の羽がほぼ同じ大きさと形
(落羽しやすい)前後の羽がほぼ同じ大きさと形
(落羽しやすい)前羽が後ろ羽より明らかに大きい
(羽が取れにくい)触角の形状数珠状(まっすぐ伸びる)数珠状(まっすぐ伸びる)「く」の字状に折れ曲がっている建物への食害リスク極めて高い(主に湿気のある床下・木部)甚大(乾燥木材も加害、建物全体に被害)基本なし(シロアリの残骸や他昆虫を捕食)
現場で採取された個体を観察する際、スマートフォンのカメラで拡大撮影して確認すると、胴体のくびれの有無や触角の形状がはっきりと分かります。「羽が落ちて床一面に散らばっている」という状態も、シロアリの羽アリ特有の現象です。