時計の針を2006年4月に戻そう。番組内の短いお絵かきコーナー。テーマは番組のメインキャラクターである黄色い犬のような妖精「スプー」だった。
うたのお兄さんが見慣れた可愛らしいキャラクターを描き進める傍らで、はいだしょうこ氏は一切の迷いなくクレヨンを走らせた。迷いのなさと、完成した画面のギャップ。そこに現れたのは、鋭い刺のような髪の毛、虚空を睨みつける目、そして口から謎の物体を吐き出しているかのような、悪夢に出てきそうな異形の生命体だった。
放送直後から番組への問い合わせが殺到。「子供が泣き出した」「あれは一体何なのか」という悲鳴が上がった。だが、その衝撃こそが伝説の始まりだった。