街頭に立つことの危険性は、不法行為による逮捕リスクだけに留まらない。現場では、暴行や恐喝、売春代金の不払いといった直接的な被害に遭う女性が後を絶たない。密室に連れ込まれた後の暴力被害は、被害者自身が法的摘発を恐れて警察に通報できないケースが多く、表面化しにくい暗数となっている。
裏で糸を引く悪質スカウト組織や暴力団関係者の存在も無視できない。ある検証ドキュメンタリー番組でも指摘されたように、彼女たちを「護衛」と称して監視し、売買春の上がりの大部分をピンハネする構造が存在する。一度このエコシステムに取り込まれると、自力で脱出することは極めて困難であり、身体的・精神的な破滅への坂道を転がり落ちることになる。