実際の撮影を担当するのは、長年現場で培われた高いドキュメンタリー撮影技術を持つ共同テレビジョンのロケクルーだ。動物相手のロケは一筋縄ではいかない。事前に聞いた得意技をカメラの前で再現してくれないことも日常茶飯事である。時には一瞬の表情を撮るために、ロケ隊が数時間も床に這いつくばってカメラを構え続けることもあるという。
放送ではカットされた未公開エピソードも数多い。撮影中に気持ち良すぎて熟睡してしまった愛犬や、カメラのレンズを舐めまわして撮影が中断したハプニングなど、現場は常に笑いとハプニングに満ちている。妥協のない粘り強さがあるからこそ、あの奇跡のような表情が生まれるのだ。