日本でのキャリアにおいて、彼は二人の偉大なカリスマと歴史に残る死闘を繰り広げた。新日本プロレスのリングでは、アントニオ猪木との闘いで一躍トップ外国人としての地位を確立。「闘魂」を体現する猪木に対して、容赦のないラリアットで真っ向から立ち向かうハンセンの強烈なインパクトは、テレビ中継を通じて日本全国のお茶の間に衝撃を与えた。
その後、全日本プロレスへと戦場を移すと、今度はジャイアント馬場とのタッグや対決で新たな伝説を築く。全日本プロレスの象徴であった馬場に対しても、ハンセンはそのファイトスタイルを一切崩さなかった。王道プロレスの重厚感と、ハンセンが持ち込んだ暴走スタイルの化学反応は、80年代から90年代の日本のプロレス黄金期を強固に支える原動力となったのだ。