この報道が与えた影響は、単なる有名人のゴシップにとどまらなかった。日本のパンク・ロックシーンを牽引し、Hi-STANDARDのギタリストとして巨大なアリーナを沸かせてきた横山健。そして自身が立ち上げたPIZZA OF DEATH RECORDSの代表としてDIY精神を体現してきた彼にとって、この出来事は自らの生き方や美学に対する問い直しを迫るものでもあった。
一方、ファッション界のアイコンとして多くのブランドやメディアから引っ張りだこだったマギーにとっても、イメージの失墜は避けられない痛手となった。過熱する報道陣の追跡取材と連日のバッシング。華やかな表舞台の裏側で、二人はそれぞれの立場とキャリアにおいて重い代償を支払うこととなったのである。