「作ってみたものの、まったく回らない」「風切り音が小さくて物足りない」という悩みの9割は、中心穴の位置と間隔に原因がある。ぶんぶんごまの命とも言えるのが、コマの中心(重心)に空ける2つの穴だ。
穴と穴の間隔は、およそ5ミリから1センチ程度がベストだ。間隔が広すぎると糸がうまくねじれず、狭すぎると回転の推進力を得られなくなる。定規を使って中心点を正確に割り出し、左右均等に穴を空けることが成功への近道だ。さらに、音が劇的に変わる秘密の裏技がある。切り抜いた円盤のフチに、ハサミで浅い切れ込みを等間隔で数箇所入れてみよう。回転した瞬間に空気が複雑に攪乱され、まるで羽ばたくような「ブーン!」という迫力満点の重低音が部屋中に響き渡る。