2026年を迎えた現在も、遠野氏はSNSやメディアを通じて、自身の体調やメンタルの波をありのままに発信し続けている。摂食障害や強迫性障害など、長年付き合ってきた病との戦いは今も完全には終わっていない。痩せ細った姿や時に不安定に見える言動に対して、心配や心ない批判が寄せられることもある。
それでも彼女がカメラの前や文章の中で言葉を紡ぎ続けるのはなぜか。それは、飾られた「綺麗な回復物語」ではなく、傷を抱えたまま生きていく人間のリアルな姿を提示するためだ。完璧に治らなくても、弱さをさらけ出しながら今日一日を生き抜く。その泥臭い姿勢こそが、多くのファンを引きつけてやまない理由である。