長時間の「香り長持ち」を謳う製品には、極めて多くの合成香料が使用されている。近年主流となっているのが、香りの成分を人工的なプラスチック微粒子で包み込んだ「マイクロカプセル技術」だ。服をこするたびにカプセルが弾け、フレッシュな香りが放出される仕組みである。
だが、この弾けたカプセルから飛び散る極小の微粒子と強い合成香料を吸い込み続けることで、自律神経や脳の神経系に異常をきたす人が現れている。部屋干しによって室内に充満した化学香料は、目に見えない空気汚染となり、住居内の健康リスクを高めているのが現状だ。