パセリの栄養を逃さず摂取するには、調理法を上手に使い分けるのがコツです。熱に弱いビタミンCや香り成分のアピオールをフル活用したいなら、ドレッシングやサラダに刻んで生で食べる方法が適しています。一方で、脂溶性であるβ-カロテンの吸収率を高めたいときは、オリーブオイルで軽く炒めたり、肉料理のソースに煮込んだりする加熱調理が力を発揮します。
日本のスーパーで一般的な縮れ葉のパセリ(モスカールドパセリ)に対し、平たい葉の「イタリアンパセリ」は苦味が穏やかで葉が柔らかいのが特徴です。栄養価の構成に劇的な差はありませんが、イタリアンパセリは生食のサラダやパスタのトッピングに向いており、縮れパセリは刻んでスープや薬味に散らすなど、食感と風味の好みに応じて選ぶと料理の幅が広がります。