キスマイを語る上で避けて通れないのが、グループのメインボーカルであり精神的支柱の一角であった北山宏光が2026年8月31日をもってグループを卒業し、事務所を退所した出来事です。さらに初期の結成間もない2006年頃、学業専念などを理由に活動を辞退した飯田徳孝を含め、これまでに2名がグループを離れる歴史がありました。
当時ネット上では「メンバー間の不仲ではないか」「方向性の対立か」といった憶測が飛び交いました。しかし、公の記者会見や本人の公式コメント、そして卒業直前のグループ全員でのメディア出演を丁寧に検証すると、その真相は極めて前向きな「人生の第2章に向けた個人の挑戦」であったことが浮き彫りになります。
20代から30代後半にかけてグループの先頭を走り続けた北山は、40代という人生の節目を目前に控え、一人のエンターテイナーとしてゼロから自分自身の音楽・表現をどこまで突き詰められるか試したいという強い情熱を抱いていました。メンバーたちも幾度となく話し合いを重ね、最終的には互いの人生を尊重して背中を押す決断を下しました。
現在、ソロアーティストとして活動する北山と、6人で新たな道を拓くキスマイ。双方がそれぞれの現場で結果を残し続ける姿は、かつての仲間への最大のリスペクトとなっており、不仲説を完全に払拭する爽やかな関係性を証明しています。