1泊2日キャリーケース容量の決定打となる基準は、「純粋な荷物量」に「予備スペース(約20〜30%)」を加算した25L〜32L前後です。このレンジであれば、1泊分の着替えやアメニティ、充電器類を収めてもお土産用のマチが十分に確保できます。
年間を通じて旅行や出張の回数が多いビジネスパーソンや旅行愛好家の間では、2泊3日兼用サイズ選び方がスタンダードになっています。2泊3日にも対応できる30〜35Lクラスを選びつつ、荷物が少ないときは荷崩れ防止クロスベルトで固定する、あるいはファスナー開閉でマチ幅が広がる「エキスパンダブル(容量拡張)機能」を備えたモデルを導入することで、荷物量の増減に柔軟に対応できます。
容量を選ぶ上で決して無視できないのが、航空各社が定める機内持ち込みサイズ基準です。国土交通省基準および主要航空会社の規定において、一般的な基準値は次のように定められています。
全日空(ANA)や日本航空(JAL)をはじめとする国内線100席以上の航空機、および主要国際線では、「3辺の合計が115cm以内(幅55cm×高さ40cm×奥行き25cm以内)、総重量10kg以内」が厳格なボーダーラインです。100席未満の小型機材では「3辺合計100cm以内(45cm×35cm×20cm以内)」へと制限が一段厳しくなります。格安航空会社(LCC)では重量制限が7kg以内に設定されている路線が多く、キャリーケース本体自体の自重が重いと、荷物を少し入れただけですぐに重量超過手数料が発生するため注意が必要です。