ハイトーンカラーは周囲に洗練された印象を与える強力な武器になる一方、維持管理には相応のリソースと生活習慣の見直しが伴います。自身の性格や環境に照らし合わせ、本当にブリーチをすべきかどうかの判断基準を明確にしておくことが肝要です。
ブリーチをおすすめできる人の条件
- 自宅でのヘアケアを毎日のルーティンとして継続できる人:ドライヤー前のヘアオイル塗布や週数回の集中トリートメントを怠らないマメさが必要です。
- 髪色の定期的なメンテナンス(1〜1.5ヶ月周期)に予算と時間を割ける人:根元のリタッチや退色後の色味補充を放置しない継続性が求められます。
- 服装や眉毛など、全体のビジュアルバランスに気配りができる人:髪色だけを浮かせず、トータルでのスタイリングを楽しめる感性を持つ人に適しています。
ブリーチを慎重に検討すべき(おすすめできない)人の条件
- 濡れた髪のまま自然乾燥させて寝てしまう習慣がある人:ブリーチ毛はキューティクルが開いた状態のため、自然乾燥は激しい摩擦断毛と枝毛の直結要因になります。
- パーマや縮毛矯正を定期的にかけ続けたい人:ブリーチ毛に還元剤(パーマ液)を作用させると毛髪が耐えきれずチリチリになる(ビビリ毛)リスクが極めて高く、併用は原則不可能です。
- 頭皮に慢性的な湿疹やアトピーなどの皮膚疾患を抱えている人:たとえゼロ塗布を用いても揮発したアルカリ成分で頭皮トラブルが悪化する恐れがあります。
ブリーチ後の髪色を美しくキープするための絶対条件が、カラーシャンプー(特に紫シャンプー)の適切な運用です。ブリーチ毛は施術後1〜2週間でベースの黄色みが露出し始めます。黄色と補色関係にある紫色の色素を補充することで、嫌な黄ばみを打ち消し、シルバーやホワイト、くすんだアッシュベージュの透明感を長持ちさせることができます。ただし、洗浄力の強い紫シャンプーを毎日使うと髪がキシむ原因になるため、3日に1回のペースで使用し、放置時間を3〜5分設けるのが最も色持ちと手触りを両立させるプロのセオリーです。