生田高校を語るうえで、誰もが一度は直面し、ネット上でも最大の関心事として挙げられるのが生田高校へのアクセス(生田駅からの通学路)問題です。
最寄り駅は小田急小田原線の「生田駅」または「百合ヶ丘駅」、あるいは田園都市線方面からのバス利用となりますが、生田駅から徒歩で通学する場合、通称「生田坂」「心臓破りの坂」と呼ばれる長く険しい登り坂が待ち受けています。徒歩では20分〜25分程度を要し、特に真夏や雨天時の登校は受験生が想像する以上の体力勝負となります。登校バスも運行されていますが、雨の日の朝は混雑が激しく、時間を計算した行動が求められます。しかし、在校生取材では「最初は絶望したが、3ヶ月で完全に足腰が鍛えられて慣れた」「あの坂を毎朝登り切ることで基礎体力がついた」というタフな声も多く、ある種の学校名物として受け入れられています。
その体力を生かす場でもある生田高校の部活動実績は、文武両道を掲げる公立校として非常にハイレベルです。運動部では陸上競技部やサッカー部、男子・女子バスケットボール部、バドミントン部などが地区大会上位や県大会進出の常連として熱心に活動を展開しています。また文化部においても、吹奏楽部が定期演奏会やコンクールで高い評価を得ているほか、自然科学系や美術系など多様な部が活発に活動しており、部活動加入率は例年80%以上をキープしています。
放課後のグラウンドや体育館には活気ある声が響き渡り、仲間とともに目標に向かって汗を流す青春の密度は、私立の進学校にはない県立高校ならではの魅力として息づいています。