現代のエンターテインメント界においても、国内外のセレブリティに関する多指症の噂は絶えません。しかし、事実として本人が公表しているケースと、写真の映り込みによる誤認・デマとでは明暗が分かれています。
公表している実例:リティク・ローシャンとジェマ・アータートン
インド・ボリウッド界のトップスターであるリティク・ローシャンは、右手の親指が2本に分岐している多指症であることを隠さず公表しています。映画のスクリーンでも彼の右手親指は自然に映し出されており、本人はこれを「幸運の印」として誇りに思っていると公のインタビューで語っています。
また、『007 慰めの報酬』でボンドガールを務めた英女優ジェマ・アータートンは、生まれつき両手に6本ずつの指(計12本)を持って生まれたことをBBCのトーク番組で明かしています。彼女の場合は骨が入っていない副指であったため、生後まもなく切除手術を受け、現在は手術跡の小さな突起が残るのみとなっています。
デマと判明した実例:ハル・ベリーの「足の指6本」騒動
一方で、長年ネット上で事実のように語り継がれているのが、アカデミー賞女優ハル・ベリーの「左足の指が6本ある」という噂です。サンダル姿のパパラッチ写真をもとに「足の小指の横にもう1本指がある」と拡散されましたが、これは完全な誤解です。
専門家やメディアの検証により、幅の狭いストラップサンダルで足の外側が圧迫され、皮膚と外反母趾気味の骨が隆起して指のように見えた「カメラアングルと光の陰影による錯覚」であることが確認されています。本人も過去のインタビューで事実無根であると否定しています。