インパクト抜群のタイトルである『2億4千万の瞳』ですが、この数字には極めて明快な意味が込められています。タイトルの由来となったのは、1984年当時の日本の総人口「約1億2000万人」です。1人につき2つの瞳があることから、「1億2000万人 × 2 = 2億4千万個の瞳」という発想で名付けられました。
歌詞の意味を紐解くと、そこには「日本中のすべての視線が、美しい国と愛しい恋人に注がれる瞬間」が鮮烈に描かれています。「出逢いは億千万の胸騒ぎ」「エキゾチック・ジャパン」というフレーズは、国内旅行のワクワク感と、異国情緒すら漂う大人の恋愛ドラマを巧みにオーバーラップさせています。
単なる企業タイアップのメッセージソングに留まらず、バブル前夜の日本全体に満ちていた高揚感やポジティブなエネルギーを凝縮したからこそ、楽曲そのものが時代を象徴するアイコンへと昇華しました。