塩抜きを成功させる二大柱は、「塩分を摂らないこと」と「体内のナトリウムを外に押し出すこと」だ。ここで主役となる成分が、ミネラルの一種であるカリウムである。
カリウムは細胞外液に存在するナトリウムとバランスを取り合い、余分な塩分を尿として体外へ排出するポンプのような役割を担う。つまり、むくみ解消を狙うなら、単に塩分を断つだけでなく、意識的に高カリウムな食材を取り入れることが最短ルートとなる。アボカド、納豆、ほうれん草、あるいは干し芋などは、手軽にミネラルを補給できる優秀な食品だ。
また、塩抜き中は「水分を意識的に摂る」ことが不可欠だ。塩分を控えた状態で水分を十分に摂ると、細胞内の浸透圧が変化し、滞っていた古い水分が押し流される。1日あたり1.5〜2リットルの常温水やカフェインレスのお茶をこまめに飲むことで、体内水分の循環が一気に加速する。