午前3時すぎ、普段なら大型貨物が整然と行き交う主要幹線で異変は起きた。路面が突然直径数メートルにわたって陥落。直後、過酷な夜間輸送を担っていたトラック運転手が乗る車両が、逃げ場もないまま空いた空洞へ垂直に滑り落ちた。現場はまさに惨事そのものだった。
通報を受けた消防庁の高度救助隊と埼玉県警が速やかに現地入りし、二次崩落の危険と背中合わせの困難な救助作業に着手。発生直後から災害・事故緊急報道として情報が瞬時に駆け巡った。車内に閉じ込められた運転手との対話は継続して試みられており、エアバッグやキャビンが潰れかけた過酷な状況下でも、声による応答が得られているという。現場の指揮官は「1分1秒を争う作業だが、掘削ミスによる更なる崩落だけは絶対に防がねばならない」と唇を噛む。