Q1:水耕栽培で白いモヤモヤしたものが茎についていますが、これはカビでしょうか?
A1:触ってドロドロと崩れたり異臭がする場合は雑菌によるカビやバイオフィルムですが、切り口周辺にできる粒状の白い塊であれば、根になる前段階の「カルス」と呼ばれる植物細胞です。カルスであれば数日以内にそこから白い本根が突き出してきます。流水で軽く確認し、異臭がなければそのまま清潔な水を保って様子を見てください。
Q2:発根した後はいつから液体肥料を与えればよいですか?
A2:白い根が2cm〜3cmほど伸び、先端から側根(細かい枝分かれの根)が確認できてから与え始めます。その際も、一般的な観葉植物用液肥の規定希釈倍率(例:1,000倍)よりもさらに倍率を上げ、2,000倍〜3,000倍の超微量から慣らしていくのが安全です。肥料焼けによる根の枯死を防ぐため、ハイポネックス微粉や水耕栽培専用肥料(微量要素を含むもの)を選ぶのが賢明です。
Q3:冬場や真夏でも室内で水耕栽培をスタートできますか?
A3:真夏(室温28℃以上)と真冬(室温10℃以下)は発根の難易度が跳ね上がります。真夏は水中の酸素欠乏と腐敗菌の繁殖が進み、真冬は植物が休眠状態に入って細胞分裂が停止するためです。ベストシーズンは春(4月〜6月)および秋(9月〜10月)ですが、年間を通じてエアコン等で室温を20℃前後に維持でき、植物育成LEDライトを照射できる環境であれば季節を問わず成功させることが可能です。