キャンピングカーブームや車中泊の広がりとともに、どんぐりの里いなぶにおける夜間の駐車利用についても関心が高まっています。ここで極めて重要なのは、全国の道の駅と同様に、「道の駅の駐車場はあくまで道路利用者のための休憩・仮眠施設であり、宿泊施設やキャンプ場ではない」という明確なルールです。
ネット上の掲示板やSNSでは「温泉併設で車中泊天国」といった無責任な表現も見られますが、現場における運用方針は極めて明確です。運転疲労を回復するための数時間の仮眠(シートを倒して休むこと)は認められていますが、以下のような行為は明確なマナー違反・利用規約抵触となります。
- 禁止行為1:車外にテーブル、チェア、タープを展開する行為
- 禁止行為2:バーナーやカセットコンロ等を用いた車外・敷地内での自炊・調理
- 禁止行為3:長時間のアイドリングや発電機の稼働による騒音発生
- 禁止行為4:道の駅トイレの洗面台での食器洗浄や長時間の洗濯
- 禁止行為5:家庭ゴミや旅先で出た大量の一般ゴミの不法投棄
安心して本格的な車中泊(RVステイ)を楽しみたいユーザー向けには、周辺地域に電源設備やゴミ処理体制を整えた公認の「RVパーク」やオートキャンプ場が点在しています。公式な提携施設を事前にWeb予約し、ルールを守った上で滞在する姿勢が求められます。
一方、日中に目を向けると、この道の駅は「中部屈指のバイクの聖地」としての顔を覗かせます。長野県・茶臼山高原・恵那方面へと続くワインディングロードの中継地点であることから、天気の良い週末には数百台規模のバイクが専用駐輪スペースに集結します。ツーリング仲間との待ち合わせや情報交換の場として機能しており、多種多様なマシンが並ぶ光景は壮観そのものです。ただし、歩行者や家族連れの出入りが極めて多いため、敷地内への進入時は最徐行が徹底され、騒音マナーへの配慮がこれまで以上に厳格に求められています。