インターネット上で「幻想水滸伝の新作アプリが開発中なのではないか」という噂が周期的に拡散される背景には、いくつかの情報の錯綜が存在します。ここで事実関係を正確に整理しておきましょう。
噂の発端として最も大きいのが、オリジナル版の中核を手掛けたクリエイター(故・村山吉隆氏や河野純子氏ら)が立ち上げたRabbit & Bear Studiosによる『百英雄伝(Eiyuden Chronicle)』の存在です。クラウドファンディングで記録的な支援を集めて誕生したこの作品は、まさに『幻想水滸伝』の精神的後継作として世界的な話題を呼びました。この発表やプロモーションの過程で、「幻想水滸伝の新作がスマホでも出るらしい」という誤った伝言ゲームが発生したケースが多数見受けられます。
また、コナミが近年保有IPの再活性化(リバイバルプロジェクト)を積極的に推し進めている点も、ファンの期待感を刺激しています。しかし、現時点でコナミ公式から発表されているのはHDリマスター版の展開およびその派生プロジェクトであり、「幻想水滸伝の新作スマホアプリ」という形での公式開発表明は一切なされていません。根拠のないリーク情報に惑わされないよう注意が必要です。