演歌・歌謡曲のコンサートに対して「敷居が高いのではないか」「ドレスコードや独自のしきたりがあるのではないか」といった誤解を持つ方も少なくありません。しかし実態は極めてオープンで、誰でも気軽に楽しめる環境が整っています。
よくある誤解として「後方の座席では楽しめないのではないか」という懸念がありますが、これも杞憂です。三山ひろしのステージは音響設計が緻密であり、客席の隅々まで均一に伸びやかな声が届くよう調整されています。また、双眼鏡を用意すれば表情やけん玉の手元までしっかり追うことができます。
一方で、心地よい観覧のために知っておくべきマナーも存在します。ペンライトを使用する際は、胸の高さで振ることが基本マナーとされ、過度に高く掲げて後方座席の視界を遮らない配慮が求められます。また、長編歌謡浪曲の演奏中など、静寂が物語の緊張感を高める場面では私語や物音を慎むのが鑑賞の暗黙のルールです。