GACKTの規格外の若さに対して、ネット上では定期的に「どうせ莫大な金をかけた整形手術の賜物だろう」「不老不死を気取っているが人工的な作り物だ」といった皮肉交じりの声が上がります。しかし、現場で彼を直接取材してきた関係者や共演者の証言を丹念に検証すると、そうした短絡的な整形疑惑がいかに皮相的な見方であるかが分かります。
形成外科や美容皮膚科の専門医も指摘するように、切開やシリコン挿入といった外科的整形手術で変えられるのは目鼻立ちの「造作」に過ぎません。顔の皮膚のハリ、たるみのない顎のライン、首筋の筋の美しさ、そして何より体幹から醸し出される背筋の伸びや身のこなしは、メスを入れただけで手に入るものではないからです。莫大な資産を美容に投資していることは事実ですが、それはあくまで日々の過酷な筋トレ、徹底した食事制限、節制という「圧倒的な土台」があって初めて機能するブースターに過ぎません。
さらに見落とされがちなのが、彼が2021年に直面した生死を彷徨うレベルの重病です。2021年8月、GACKTは持病の神経系疾患が悪化し、一時は意識を失うほど重篤な状態に陥りました。重度の発声障害を併発し、体重は一気に10kg以上激減、側頭部の毛髪がごっそり抜け落ちるほどの自己免疫疾患に苛まれ、無期限の活動休止を余儀なくされたのです。
当時、公の場から姿を消した彼に対して「復帰は絶望的」「このまま引退するのではないか」という悲観論がメディアを覆いました。しかし彼は自らを実験台とし、九州の再生医療クリニックで自己幹細胞治療を受け、気の遠くなるようなリハビリと肉体改造を敢行。2022年後半から見事に芸能活動を再開させ、『芸能人格付けチェック』の現場や映画の舞台挨拶で見せた姿は、以前と変わらぬ、いや以前にも増して凄みを帯びたカリスマの姿でした。彼が誇る若さは、平穏無事な温室で育まれたものではなく、過酷な病魔との壮絶な闘争を乗り越えて勝ち取った「再生の証」なのです。