ネット上の掲示板やSNSでは、よしこさんの過去写真が拡散されるたびに「売れるためにわざと太ってブサイクになったのではないか」「ビジネスブスなのではないか」という憶測が飛び交うことがありました。しかし、取材データや関係者の証言を照らし合わせると、この説は明らかな誤解であることが分かります。
まず第1に、よしこさん自身が意図的に容姿を崩そうとした証拠は一切ありません。体重の増加は、下積み時代の極貧生活による偏った食事(米やパスタばかりを大量に食べる生活)と、芸人としてのプレッシャーによるストレス食いが発端でした。それに加えて下垂体腺腫によるホルモン分泌異常が重なったことで、本人のコントロールを超えた身体変化が生じていたのが実態です。
第2に、彼女がバラエティ番組で見せる「太眉・ピンクチーク」の独特なメイクは、自虐のためではなく「自分を面白く見せるための舞台衣装」として確立されたものです。普段のプライベートやすっぴん状態のよしこさんを見た同僚芸人や美容関係者からは、「毛穴がまったく見当たらないほどの美肌」「メイクを落とすとタレ目で童顔の可愛らしい顔立ち」と絶賛されるケースが日常茶飯事です。
「ブスを演じるために身体を壊した」というような安易なストーリー付けは、難病と闘いながら舞台に立ち続けた彼女のプロフェッショナリズムと医学的事実を軽視した見方といえます。