赤坂柿山の味の根底にあるのは、主原料となるもち米への徹底した執念です。同店では、もち米の最高峰と称されながらも栽培の難しさから収穫量が限られる富山県産「新大正糯米(しんたいしょうもちごめ)」を主原料として使用しています。強いコシと粘り、そして噛むほどに広がる芳醇な甘みと香りは、他品種のもち米とは一線を画す品質を誇ります。
米の粒をあえて粉砕せず、そのまま残して薄く焼き上げる独自の製法により、素材本来の風味をダイレクトに堪能できる仕上がりとなっています。その真髄を味わえるのが、ブランドの二大巨頭である「慶長」と「慶凰」です。
【看板商品「慶長(けいちょう)」の特徴】
薄焼きの繊細なフォルムが美しい慶長は、表面に米の粒がしっかりと浮かび上がり、パリッとした軽快な歯ごたえとともに米のうま味が口いっぱいに広がります。定番の「醤油」をはじめ、香ばしい「胡麻」、磯の風味が豊かな「昆布」や「海苔」、美しい波模様の「しぶき海苔」など、素材の風味を活かした多彩なバリエーションが揃っています。
【名作「慶凰(けいおう)」の特徴】
ころんとした小粒のあられの中に、大粒のアーモンドを丸ごと一粒包み込んで焼き上げた逸品です。醤油タレの香ばしさとカリッとしたナッツのコクが絶妙に調和し、一度食べ始めると止まらなくなる豊かな風味が特徴。洋の素材と和の伝統が見事に融合した現代的な味わいとして、幅広い年代から高く評価されています。