和太鼓をそのまま筐体に組み込むという大胆不敵な発想。2001年、株式会社バンダイナムコエンターテインメント(当時はナムコ)が生み出したこの作品は、当時のアミューズメント産業に地殻変動をもたらした。中心となって開発を牽引したプロデューサーの中舘賢氏は、難解化が進んでいた音楽ゲームの敷居を一気に引き下げ、老若男女が本能的に楽しめるアーケードゲームの金字塔を打ち立てた。
バチで面とフチを叩く直感的なインターフェースは、既存のリズムアクションゲームとは一線を画す。手首の返し、バチの反発、打面が波打つ衝撃。それらが一体となった体験だからこそ、プレイヤーは四半世紀にわたりこの打楽器型筐体に魅了され続けている。