事態が急変したのは、放課後の午後3時過ぎだった。同級生と笑顔で校門を出た児童は、通学路の指定ルートに沿って東へと歩いていたことが確認されている。
午後3時15分、学校から約300メートル離れた交差点の角にある商店の軒先を通過。店主は「普段と変わらず元気そうに会釈していった」と証言している。だが、そのわずか数分後、児童の足取りは突如として途絶えた。
直近の解析によって、午後3時22分に近隣の住宅に設置されたセキュリティカメラが、小走りで路地へ向かう児童の姿を捉えていたことが判明。これが現時点で確認されている最後の姿だ。目的地である自宅までは残り200メートル足らずの距離だった。幹線道路へ抜ける細い路地に入った直後、視界から完全に消え去っている。