身体測定学や日本人顔面形態計測調査の記録によれば、日本人の成人男性における鼻の高さ(鼻根部から鼻尖までの突起度合い)は平均して約16〜18mm前後、鼻の横幅にあたる鼻翼幅は36〜39mm程度とされている。一方、成人女性では高さが約14〜16mm、鼻翼幅は34〜36mmが標準的だ。この数ミリの違いが、顔全体の立体感やシャープな印象を劇的に左右する。
「自分の鼻は大きいのではないか」と悩む人の多くは、実は鼻の長さそのものではなく、鼻翼幅の広さに視線を奪われているケースが多い。各種臨床データを紐解いても、体格や骨格の個人差によって数値には幅があるものの、数値そのものよりも顔の全幅とのバランスが視覚的印象を決定づけていることが分かる。