女王アリが死んだら巣はどうなる?即全滅しない驚きの真実と結末

女王アリが死んだら巣はどうなる?即全滅しない驚きの真実と結末

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女王が死亡した巣の内部で最初に起きる劇的な異変が、女王フェロモンの消失です。女王アリは生前、自らの体表から特殊な化学物質(フェロモン)を分泌し、働きアリに対して「私が健在であるシグナル」を送り続けています。このフェロモンには、働きアリの卵巣発達を強力に抑制する作用があります。

女王が息を引き取ると、巣内に漂っていたフェロモン濃度が数日から数週間でゼロになります。すると抑制が解かれた一部の働きアリの卵巣が発達し、なんと働きアリ自身が産卵を開始します。

しかし、働きアリは交尾をしていないため受精卵を産むことができません。アリの遺伝の仕組み(半数倍数性)上、未受精卵からは「オスのアリ」しか孵化しないのです。

オスアリはエサ集めや巣の清掃、幼虫の世話などの労働を一切行わず、エサを消費するだけの存在です。働きアリがオスを産む行動は、種としては「最後に遺伝子を少しでも他所の女王へ届けようとする本能的あがき」ですが、コロニー内部の労働バランスは急速に崩壊し、巣の終焉を決定づける引き金となります。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。