キラキラしたSNSアカウントの裏側で、彼女たちが直面する最大の罠は「生活水準の切り下げ不能」という心理的障害だ。一度覚えた高級店でのディナーや、チヤホヤされる高揚感は、脳の報酬系を過剰に刺激する。
昼間の手取り20万円台の事務職に就いたとしても、一度上がった生活水準を落とせなければ毎月赤字が膨らむ。結果として、暗号資産や高利の借入への手出し、あるいはより過激なナイトワークへの再転落といった負のループに陥るケースが後を絶たない。インスタグラムで華やかな過去の残像を投稿し続けながら、実生活では家賃滞納に怯えるという二重生活は、精神を深刻に蝕んでいく。