巨額の資金を騙し取った詐欺グループの主犯格の一人、カミンスカス操(旧姓:小山)の逃亡劇は、国際的な捜査網を巻き込む事態となった。事件発覚直後、彼はフィリピンへと国外逃亡。マニラ潜伏中も現地の警察関係者や暗黒街とのつながりを駆使し、身隠しを続けていた。
しかし、警視庁の執念の追跡と国際手配により、2019年に現地拘束され、日本へ強制送還。裁判では懲役11年の実刑判決が確定した。服役中の現在も、奪われた55億円の大部分は複数のダミー会社や海外口座を経由して洗浄されており、全額の回収には至っていない。首謀者たちの「逃走ルート」と「資金洗浄の手口」は、現代犯罪の高度化を証明している。