いまやドラえもんの活躍の場は、地上波テレビや映画館のスクリーンだけにとどまらない。NetflixやAmazon Prime Videoといったグローバルストリーミングプラットフォームの普及により、世界100カ国以上で過去の名作から最新劇場版までがボーダレスに視聴されている。
海外の視聴者がドラえもんに触れた際、最初に驚くのもやはり「年齢と外見のギャップ」だという。青くて丸い愛らしい姿でありながら、時には保護者のようにのび太を叱り、時には同年代の友達のようにどら焼きを巡って大喧嘩をする。欧米のアニメーションに見られるメンター(指導者)像とも純粋なマスコット像とも異なるその多面性が、世界中の新たなファンを惹きつけてやまない。
配信プラットフォームを通じて国境と世代を飛び越えたことで、「ドラえもんは何歳なのか」「なぜ22世紀から来たのか」という問いは、日本国内にとどまらず世界規模のアニメファンの間で語り合われる普遍的なトピックへと進化した。