SNSや大手掲示板、Q&Aサイトを精査すると、スタジオアリスのふりホ評判や口コミは総じて高い満足度を示している。しかし、一定数の利用者が「後悔した」「思っていたのと違った」と吐露しているのも事実だ。ネットの反応を分析すると、不満の根本原因はスタジオアリスのサービス品質そのものというより、事前の仕様理解の不足に起因しているケースが大半を占めている。
理由1:成人式当日の着付け手配を失念していた
「振袖フルセットプラン」という言葉の響きから、式典当日の着付けもアリスの店頭で行ってもらえると誤認してしまうケースが後を絶たない。スタジオアリスの振袖では当日着付けは原則としてプランに含まれていない。前撮り後は振袖一式を自宅へ持ち帰り、成人式当日は地元の美容院や着付けサロンを自分で予約して持ち込む形式となる。秋口になってからこの事実に気づき、近隣の美容院が満席で早朝3時の予約しか取れなかったという悲鳴は毎年のように見受けられる。
理由2:こども写真館特有のオペレーションとスタジオの雰囲気
「前撮り撮影のスタジオで、隣のブースから赤ちゃんの泣き声が響いていて雰囲気が作りにくかった」「カメラマンのテンションが幼児向けで戸惑った」という現場のリアルな証言もある。スタジオアリスは幅広い世代を受け入れる体制を整えているが、独立した大人専用スタジオではない店舗の場合、どうしてもファミリー層の喧騒が視界や耳に入る。成人式という大人への第一歩をラグジュアリーな空間で演出したいと願う新成人にとっては、ギャップを感じるポイントになり得る。
理由3:正絹との質感の差異・帯結びの自由度
ふりホで提供される振袖の多くは、メンテナンス性や耐久性に優れた高級ポリエステル素材である。近年のプリント技術は飛躍的に進化しており、写真映えという観点ではプロの目線でも正絹と見紛う美しさを誇る。だが、伝統工芸品のような重厚感や、絹特有のしっとりとしたドレープ感を重視する祖父母世代から「着物が少しペラペラに見える」と指摘され、肩身の狭い思いをしたという手記も存在する。また、着付けのスピードを重視する簡易仕様の帯結びが採用されるケースもあり、細部へのこだわりが強い層には物足りなさが残ることがある。