春のネモフィラ期間、ゴールデンウィーク、秋のコスモス祭り期間中の海の中道エリアは、九州屈指の渋滞多発地帯と化します。海の中道へアクセスする主要幹線道路である「海の中道海浜公園線(県道59号線)」は一本道に近く、迂回路が存在しないため、ひとたび渋滞が発生すると完全に身動きが取れなくなります。
車で向かう場合の鉄則は、「開園30分前の現地到着」または「目的エリアに応じた駐車場の使い分け」です。観光客の大半は無意識に「西口駐車場」や水族館寄りの「ワンダーワールド口駐車場」を目指すため、これらのゲート前は午前10時を過ぎると長蛇の列が発生します。一方、リゾートエリア側の「光と風の広場駐車場」や、玄界灘側の駐車場は比較的流れがスムーズです。
混雑を根本から回避する決定的な裏ワザが、「海路(高速船)の利用」です。博多エリア(ベイサイドプレイス博多)や百道浜(マリゾン)から運航している安田汽船の「うみなかライン」を利用すれば、船に揺られてわずか約15〜20分で公園南側の西戸崎・海の中道渡船場に到着します。海風を感じながらのクルーズは旅情豊かで、車列のテールランプを横目にストレスフリーで現地入りできる最善のルートです。
鉄道を利用する場合も、JR博多駅から鹿児島本線で香椎駅へ向かい、香椎線(愛称:海の中道線)に乗り換えて「海の中道駅」で下車すれば、駅の改札口がそのまま公園の入り口に直結しています。特にイベント開催日の帰路において、駐車場から出庫するだけで60分以上足止めされるドライバーを横目に、時刻表通りに発車する電車は絶対的なアドバンテージを誇ります。