生徒や保護者が実際にどのような手応えを感じているのか、各種コミュニティや卒業生へのヒアリング、SNSの声を精査すると、光と影の双方が浮かび上がってきます。
好評な意見として目立つのは、私立校ならではのきめ細やかなアクティビティ設計です。「海外コースでは現地の大学生と英語でディスカッションする班別行動があり、内向的だった子どもが大きく視野を広げて帰ってきた」「沖縄での民泊体験や環境保全活動は一生モノの記憶になった」といった、情操教育としての質の高さを称賛する声が多く見受けられます。
一方で、保護者の間からはシビアな声も聞こえます。特に「コースによってかかる費用差が20万円以上あるため、子どもの希望と世帯収入のバランスに悩んだ」「燃油サーチャージの追加徴収が発生し、直前で家計のやり繰りに追われた」という費用の不透明感や追加出費に対する戸惑いは少なくありません。また、生徒側からは「自由行動の時間が厳密に管理されており、思っていたほど自由度がなかった」「スマートフォンの利用ルールが細かく、現地でのSNS発信に制約があった」といった、学校側の規律遵守方針に対する率直な感想も上がっています。