ネット上の掲示板やSNSでは、時に店舗の外観の重厚さゆえに「ファッション上級者しか受け付けないのではないか」「全身古着で固めていないと入りにくいのではないか」といった誤解が語られることがあります。しかし、これらは現場の実態とは大きく乖離しています。
実際の店舗を観察すると、コーディネートのすべてをヴィンテージで揃えている客はむしろ少数派です。ユニクロやGUなどのミニマルなベーシックウェアに、Top of the Hillで見つけた1点モノの柄シャツやミリタリージャケットを羽織る——そうした「ミックススタイル」を楽しむ利用者が圧倒的多数を占めています。スタッフも特定のスタイルを押し付けることはなく、むしろ手持ちの現代服とどう調和させるかの相談に快く応じてくれます。
もう一つの誤解は「古着だからどれも一点物で、サイズが合わなければ諦めるしかない」という先入観です。同店では同一カテゴリのアイテムを広範なサイズ展開でストックしているほか、身幅や着丈を現代風にリメイクした独自ラインも揃えています。「ヴィンテージのデザインに惹かれるが、昔の服はアームホールが細すぎて着られない」という体型の悩みを持つ読者であっても、無理なくフィットするアイテムに出会える体制が整えられています。