Q1:退職記念品の熨斗(のし)の表書きや水引はどう選ぶのが正解ですか?
A1:水引は「紅白の蝶結び(花結び)」を使用するのが基本です。何度あってもめでたいお祝いとして、定年退職や自己都合退職、転職の際に用いられます。ただし「結婚に伴う寿退社」の場合は、一度きりであってほしい慶事のため「紅白の結び切り(10本または7本)」を選ぶのが鉄則です。表書きは、目上の方には「御退職御祝」「御引退御祝」ではなく、敬意を込めた「御礼」「謹呈」「感謝」とするのが失礼のない作法です。
Q2:定年退職を迎える上司に「旅行券」や「商品券」を贈るのは失礼にあたりますか?
A2:目上の人物に対して金額が露骨にわかる「金券」「商品券」をそのまま手渡すことは、伝統的なマナーの観点から避けるべきとされています。「お金に困っていると見なしている」「品物を選ぶ手間を省いた」という印象を与えかねないためです。旅行や体験をプレゼントしたい場合は、金額の記載がない「高級宿泊施設・温泉特化型の体験型カタログギフト」を選択するのが最も品格あるスマートな解決策です。
Q3:退職記念品を渡すベストなタイミングはいつですか?
A3:退職当日に盛大に渡すイメージがありますが、最終日は挨拶回りやパソコンの返却、デスクの片付けなどで極めて多忙です。また、大きな荷物を抱えて帰路につかせるのは大きな負担になります。最も望ましいタイミングは「退職日の1週間〜数日前」の落ち着いた時間帯、もしくは「送別会の席」です。もし最終日に渡す場合は、持ち帰り用の頑丈で落ち着いたデザインの紙袋を必ずセットで用意するか、自宅への配送手配を整えるのが一流の気配りです。