世界中の疫学研究において、習慣的な摂取が2型糖尿病の発症リスク低下と強く関連づけられているのがコーヒーです。その主役はポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」です。クロロゲン酸は肝臓での糖新生(ブドウ糖の生成)を抑制すると同時に、GLP-1(インクレチン)の分泌を促してインスリン分泌を適正化します。砂糖や甘味料を一切入れない無糖ブラックコーヒーを、1日に2〜3杯程度楽しむことが代謝機能の維持に役立ちます。
一方、即効性と携帯性で絶大な支持を集めているのが「難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)」を配合したお茶や炭酸水です。トウモロコシ等のでんぷんから作られたこの成分は、消化管内で粘性を持ち、糖分や脂質を包み込むようにして吸収スピードを遅らせます。特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品として市販されている商品の多くに採用されており、臨床データが豊富で再現性が高い点が大きな強みです。