フライパンでシュウマイを作る際、直面しやすい2大トラブルが「途中で水分が蒸発して底が真っ黒に焦げる」ことと「蒸留水が皮に落ちてベチャベチャになる」ことです。これらを完全に回避するフライパンシュウマイ失敗しないコツを解説します。
まず、フライパンの底面とシュウマイの間に緩衝材となる「敷物」を設けることが極めて効果的です。代表的な手法として以下の2つが推奨されます。
手軽さと後処理の簡便さを重視するなら、クッキングシートフライパン活用が決定打となります。フライパンのサイズに合わせてクッキングシートを敷き、蒸気を逃がすためにフォークや爪楊枝で数カ所穴を開けておきます。その上にシュウマイを並べ、シートのフチを持ち上げてフライパンの底面とシートの間に水80〜100mlを注ぎ入れます。直接火が当たらないため焦げ付きのリスクが極めて低く、蒸し上がった後はシートごと皿へ移動できるため型崩れも防げます。
野菜の栄養と旨味を余すところなく味わいたい場合は、フライパンシュウマイキャベツ敷く手法が最適です。ざく切りにしたキャベツ(またはもやし、白菜)をフライパン一面に敷き詰め、その上にシュウマイを配置します。加熱中に肉から滴り落ちる上質な脂と肉汁を野菜がすべて吸収し、絶品の副菜が同時に完成します。野菜自体が適度な水分を保持するため、底面の焦げ付き防止バリアとしても機能します。
そして、最も精密さが求められるのがフライパン蒸し焼き水加減火加減の管理です。直径26cm前後のフライパンを使用する場合、注ぐ水の適量は80〜100ml(常温水またはぬるま湯)です。フタをして「中火」にかけ、蒸気がフタの隙間から勢いよく吹き出し始めたらすぐに「弱火(とろ火ではなく、かすかにフツフツと泡立つ火加減)」に落とします。そのまま7分〜8分間じっくりと蒸気を循環させ、火を止めた後もフタを取らずに2分間の余熱蒸らしを行うことが、皮をしっとりと保ち肉芯まで均一に火を通すフライパンシュウマイ蒸し方の鉄則です。