ビジネス文書やフォーマルな手紙では、冒頭の「頭語」と「時候の挨拶」、そして末尾の「結びの挨拶」の調和が不可欠です。相手の繁栄を祈りつつ、初夏の清々しさを添える実践的な文例を紹介します。
【改まったビジネス状・公式文書(漢語調)】
「拝啓 風薫るの候、貴社におかれましては益々ご隆盛のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。(主文へ)」
【親しい取引先・案内状(和文調)】
「拝啓 風薫る爽やかな季節となりましたが、貴社におかれましては一段とご清栄のこととお慶び申し上げます。日頃のお引き立てに心より感謝申し上げます。(主文へ)」
手紙の印象を決定づけるのが、文末を締めくくる結びの挨拶です。5月の気候に合わせた結びの言葉を添えることで、礼儀正しさと温かみが伝わります。
【5月の結びの挨拶例文】
・「薫風心地よい好季節、貴社のさらなるご発展と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。 敬具」
・「初夏の爽やかな風のように、皆様の元に幸多き日々が訪れますことを祈念いたします。 敬具」
・「季節の変わり目でございますので、どうぞお体を大切にお過ごしください。 敬具」